いきいき!エバーグリーンラブ: 便秘緩和に!洋式トイレの問題点と対策

2016年1月22日金曜日

便秘緩和に!洋式トイレの問題点と対策

現代日本の便利な設備として、洋式トイレはとても普及しています。
和式のトイレが珍しいものになりつつあります。

若い世代では、既に和式トイレでの用便の経験がない人もいるようです。

私たちの世代は、子供のころは和式での用便が当たり前でしたね。
もちろん実家のトイレは和式でした。

洋式トイレの普及の歴史を見ると、日本で洋式便器が初めて出荷されたのが1914年。
1960年に日本住宅公団が洋式トイレを公団住宅の標準仕様にしたのをきっかけに、普及が始まったということです。
そして1977年にはTOTOの出荷台数では、洋式(腰掛)便器が和式便器を上回ったそうです。

TOTO広報部 洋式トイレ、普及のきっかけは? 日経アーキテクチュア

洋式トイレで、排便に理想的な姿勢を取る!

洋式トイレの是非についてはいろいろ言われていますが、今日は洋式トイレでの排便時の姿勢の問題についてみてみましょう。

今回は視覚的に理解してもらうために、動画を作ってみました。

文章で読むよりわかりやすいと思いますので、是非ご覧ください。



動画の内容の要約は以下の図をご覧ください。






我が家でも踏み台を調達しました!


排便に理想的な姿勢は、胴体と脚の角度が35°ぐらいとされるので、丁度よい高さとサイズの踏み台を調達しようとDIYを扱うホームセンターで物色したら、木工サービスのコーナーに職人さんが工作されたうってつけのものがありました。
天板が半円形なので、便座に座った状態で、踏み台に足を載せることも、下すこともできます。
これ以外にも、浴室用の椅子なども応用できると思います。
色々探してみください。



今回は丁度良いのが見つかったので自分で工作しないですみました。
私は色を塗っただけです。

サイズは写真のとおりです。






トイレは意外に注意が必要な場所!

皆さんも是非試してみて下さい。
息まず排便できますよ。
特に便秘気味の方にはお勧めです。
また、高齢者では、トイレでの発作(脳卒中・狭心症/心筋梗塞)がとても多く、高血圧や糖尿病などの動脈硬化のリスクのある人が、排便時に息むと血圧が上がり危険なのです。
是非、導入を検討してください。
外出先などで台がない時には、意識して前かがみの姿勢をとるだけで排便が楽になります。

最後に、高齢の方ではトイレに暖房を入れておくこともお勧めです。
トイレは一般に居間との温度差があって、急に寒いところに行くと、血圧が上昇するリスクもあります。

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