いきいき!エバーグリーンラブ: 風邪
ラベル 風邪 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 風邪 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年8月21日木曜日

風邪薬の選び方【咳止め】


 ハッカ油 メントール 薬局 イソジン ポビドンヨード セチルピリジニウム OTC 市販 風邪薬 どうやって選ぶ かぜ 咳が止まらない 咳を止めたい せきどめ 注意 効き目 よく効く 成分 医者 処方薬 喘息、扁桃炎、喘息、扁桃炎、結核、咳喘息、喘息、扁桃炎、結核、咳喘息、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ、気管支、気管、ねばねば、水っぽい、使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性 コンタック咳止め エスエスブロン液L 新ブロンエース 小児用 ペラックTj錠 パブロンSせき止め プレコール持続性咳止め 新カイゲンせき止め液W アネトン咳止め Z液結核、咳喘息、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性

咳を止めるのは難しい

これまでに、熱の薬=鎮痛薬と鼻水の薬についてお話ししました。
今回は、咳止めです。

⇒総合感冒薬についてはこちらをご覧ください。
⇒風邪のひきはじめに飲む薬
⇒総合感冒薬の効かない成分についてはこちらをご覧ください。

熱や鼻の薬に比べて、咳の薬の効き目はもう一つ。
「ああ、効いた!!」という感動がありません。
お医者さんは、こういうとき「切れ味が悪い」と言います。

そんな咳止めですが、お店で買える薬(OTC薬)には、いろいろな効き方をする成分があります。
さらに、1つのOTC薬の中に、いろいろな効き方をする咳止め薬が入っています。

ですから、「こんな時はこれ」とお勧めするのはとても難しいです・・・
ここでは、咳の薬を飲む前に知っておいた方がいいと思うことを、個人的な感想を交えて解説します。

咳はどうして出る?

咳が出る病気はいろいろあります。
たとえば、喘息、扁桃炎、結核、咳喘息、花粉症などのアレルギーによるせき、百日咳など。
こういった疾患では、お医者さんに行って治療する必要があります。

ここでは、、お医者に行かずに済ませたいときに飲む薬を選ぶときのヒントにしていただくために、かぜのウイルスが感染した”いわゆる風邪”で出る咳について説明します。

お気づきかと思いますが、風邪の咳といっても色々な症状がありますね。
個人的な経験から、4通りに分けてみました。


1.気管支に炎症が起きて出る


 ハッカ油 メントール 薬局 イソジン ポビドンヨード セチルピリジニウム OTC 市販 風邪薬 どうやって選ぶ かぜ 咳が止まらない 咳を止めたい せきどめ 注意 効き目 よく効く 成分 医者 処方薬 喘息、扁桃炎、結核、咳喘息、喘息、扁桃炎、眠くなる 止まらない 鼻水 のど 結核、咳喘息、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ、気管支、気管、ねばねば、水っぽい、使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性
咳を出すための信号の伝わり方
かぜのひきはじめの、のどの奥の粘膜に入り込んだウイルスを出そうとする咳です。

ウイルスがのどの奥(咽頭)の細胞に入り込んだことを察知した神経は、延髄や大脳皮質などの中枢神経に信号を送ります。
右の図の緑色の線の経路です。

この信号を受けた中枢神経は、咽頭や肺や横隔膜に、咳をしてウイルスを吐き出してしまうように指令を出します。
右の図の青い線の経路です。

この指令は、ウイルスだけでなく、痰や、炎症を起こす物質などに対しても働きます。

この神経の指令は、いったん下ると、排泄が完了するまで働き続けるため、咳が止まらない状態になります。


2.鼻水がのどに流れてきたときに出る

かぜの鼻水が原因。
副鼻腔炎など、もともと鼻の病気を持っている人では、よくみられます。

  
3.痰が絡んで出る

痰といっても、風邪の進行具合で、いろいろ様子が変わります。

風邪のひきはじめは、ウイルスを排出するために過剰に分泌された粘液やそこに集まってきた白血球などの免疫細胞を含んだ、無色で比較的粘り気の少ない痰が出ます。

風邪が進行すると、ウイルスの死骸や、それらを食べた白血球などが混ざった、黄色や緑色の粘度の高い痰が出ます。

いずれの場合も、痰を吐き出すために咳が起こります。


4.気管支が狭くなることで出る

ゼイゼイ・ヒューヒュー音がする感じの咳。
気管支炎や喘息の咳はこれ。

咳に効く成分

では、咳止めに入っている成分は、これらの何に効いているのでしょうか?

手始めに、お店でよく見かける咳止めの薬の成分を調べました。

市販薬 OTC 一般用医薬品 一類 二類薬 ハッカ油 メントール 薬局 イソジン ポビドンヨード セチルピリジニウム OTC 市販 風邪薬 どうやって選ぶ かぜ 咳が止まらない 咳を止めたい せきどめ 注意 効き目 よく効く 成分 医者 処方薬 喘息、扁桃炎、結核、咳喘息、喘息、扁桃炎、結核、咳喘息、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ、気管支、気管、ねばねば、水っぽい、使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性 コンタック咳止め エスエスブロン液L 新ブロンエース 小児用 ペラックTj錠 パブロンSせき止め プレコール持続性咳止め 新カイゲンせき止め液W アネトン咳止め Z液


用量は1日の大人の使用量を示しています。
一番下に最低使用可能年齢を示しましたが、それぞれの年齢に適した用量は、添付文書等で確認してください。

生後3か月から使用可能な薬もありますが、少なくとも1歳までは、必ずお医者さんにかかって薬をもらうようにしてくださいね。
何が原因で咳が出ているのか判断を誤ると、命に係わることもありますから。


では、表の分類ごとに解説します。


咳の中枢神経を抑える薬

ジヒドロコデイン、ジメモルファン、デキストロメトルファン、ノスカピンなど

咳を出す働きをする神経を抑える薬。
麻薬性のものと、非麻薬性のものがあります。
上の薬の中では、ジヒドロコデインが麻薬性に分類されます。

何が違うかというと、習慣性があるかどうかです。
つまり、癖になって止められなくなるものは「麻薬性」、習慣性がないものは「非麻薬性」ということ。

でも、咳止めに含まれる量を、咳が出る期間使うのであれば、麻薬性の薬でも習慣にはなりません。
ですから、この辺はあまり気にせずに選んでよいでしょう。

咳は、気道にある痰などの分泌物を外に吐き出させるために出るので、神経を無理やり抑えてしまうと、気管が詰まってしまうので、好ましくないとも言われています。
個人的には、心配するほどは効かないように思いますが。

気管支拡張薬

ジプロフィリン、メチルエフェドリン
 ハッカ油 メントール 薬局 イソジン ポビドンヨード セチルピリジニウム OTC 市販 風邪薬 どうやって選ぶ かぜ 咳が止まらない 咳を止めたい せきどめ 注意 効き目 よく効く 成分 医者 処方薬 喘息、扁桃炎、結核、咳喘息、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ、気管支、気管、ねばねば、水っぽい、使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性

気管支に炎症が起こって、狭くなってしまうのが喘息の発作です。気管支というのは、肺の中の空気の通り道、図の紫の部分で、分岐しているところから先の部分です。

気管支拡張薬は、お医者さんも喘息や気管支炎に使っている薬です。
文字通り、気管支を広げて、空気を通りやすくする効果は、広く認められています。

ただし、気管支に炎症がない場合には、飲んでも関係ないかと。

去痰薬

カルボシステイン、ブロムヘキシン、グアイフェネシン、グアヤコールスルホン酸など

痰の粘度を低下させて、痰を切れやすくする薬です。
ねばねばしていると、気管にまとわりついて、咳をしてもなかなか出ていきませんよね。
水っぽくすることでそのねばねばを解消して、外に出しやすくします。
水っぽくなる分、痰の量は増えるようです。

グアイフェネシングアヤコールを改良して、味をよくし、胃を刺激する副作用を減らした薬です。

お医者さんもよく使っています。
ムコダインという薬はL-カルボシステインのこと、ビソルボンという薬はブロムヘキシンのことです。

ムコダインは私もお医者さんからもらって飲んだことがあります。
確かに、薄まった痰が出て楽になりましたが、効いている時間は1時間程度だったでしょうか。

抗ヒスタミン薬

カルビノキサミン、クロルフェニラミンなど


抗ヒスタミン薬は、「アレルギー性の咳に効く」と製薬メーカーのウェブサイトに書かれていました。
「アレルギー性の咳」というと、花粉症、ハウスダスト、食物アレルギーなどでしょう。
このような症状に対しては、抗アレルギー薬を使用する方が適切だと思います。


抗ヒスタミン薬がかぜの咳に効果があるのかどうかは疑問ですが、ほとんどの咳止めに入っています。
抗ヒスタミン薬の入っていない咳止めを探す方が難しいくらいです。


咳で眠れないときにはいいかもしれません。
強烈に眠くなりますから。

抗ヒスタミン薬は、のどを乾燥させるため、会議でスピーチをするときなどは、特に避けた方がよいです。
咳が出るうえ、声もかすれてしまったということになりかねません。

抗ヒスタミン薬には、ここに挙げた以外の成分もたくさんありますので、避けようと思ったら、薬局で自分で選ぶのは難しいです。
「抗ヒスタミン薬の入っていない咳止めをください」と言ってください。

抗ヒスタミン薬の眠気を防ぐために、多くの場合、カフェインが一緒に入っています。
私はコーヒーが好きなので、できれば薬でカフェインは摂りたくないため、カフェイン入りの薬は極力避けるようにしています。
カフェインむずむず脚症候群にはよくないそうですから。


抗炎症薬

リゾチーム、トラネキサム酸など

この2つの薬が抗炎症薬として分類されていいた主な薬ですが、それぞれ、効き方は違います。

トラネキサム酸は、止血剤として多く使われている薬です。
歯磨き粉にも入っていることがあります。

炎症を抑える作用もあるということで、のどの痛みにも使われます。
咳止め薬には、炎症を抑える目的で入っています。
効果のほどは・・・実は、試したことがありますが、効いているのかいないのかよくわかりませんでした。

リゾチームはタンパク質を分解する酵素です。
痰はタンパク質でできているので、これを分解してしまおうということでしょう。

そのほか、炎症が起きている組織を修復する作用があると、メーカーの資料には書かれています。

が、酵素というのはタンパク質でできているので、胃の中で消化されないのか疑問です。
それに、大きすぎて消化管から吸収できないような・・・。
なので、本当に効くのかなぁ・・・というのが正直な感想です。

液剤で、直接のどに触れる薬ならば効くかも??


ちなみに、抗体医薬と呼ばれる最新の薬はタンパク質でできていますが、すべて注射剤。
胃や消化管は通過しないように作られています。

私のお勧め

お話ししてきたように、咳の出る機序は様々で、今、自分の咳がどうして出ているかなんて、わかりません。
ですから、このように色々な成分が一緒に入っている「咳止めの薬」は、理に適っているといえるかもしれません。

ただし、ここでも思い出してください。
咳止めの薬は咳を抑えるだけで、根本的に咳の出る原因を治すわけではありません。
なので、どうしても咳をしたくない時に使うのがよいでしょう。

「1日3回」と書かれているものでも、3回きちんと飲まないと効果がないわけではありません。
1日3回飲んでいればだいたい1日を通して症状が抑えられる、ということでしょう。
個人的には、飲んで30分くらいで効き始め、1時間くらい効いているという感触です。
なので、寝る前、会議の前、電車に乗る前30分くらいに飲むのが、お勧めです。

ドリンク剤は、直接のどを通るので、、飲んだ時に効いた感じがします。
でも、血液中に入って作用するには、やっぱり30分程度かかります。
錠剤と一緒です。

すぐに抑えたいときはトローチを

では、私は何を使っているかというと、咳が出ると困るときに限って、トローチを使います。
お勧めは、桔梗湯のトローチ。

成分は、桔梗と甘草です。
咳を抑えるよりも、のどの痛みによく効くとされています。
なので、風邪のひきはじめに、よりお勧め。
私も、のどが痛いときに愛用しています。

セチルピリジニウムという殺菌作用をもつ成分の入ったトローチがたくさんあります。
風邪のひきはじめにはいいかもしれませんが、咳が出ているような状態で、殺菌作用が効果を発揮するかどうかは疑問です。
それに、あまり使うと、口の中が荒れて、口内炎ができてしまいます。

トローチの一番の目的は、のどを潤して、痰などを押し流してしまうことですから、ただの飴でも効果はあります。
ただし、トローチも飴も、糖分がたくさん入っていることが多いので、選ぶときには注意してくださいね。

咳の症状に合わせて漢方薬を

咳の症状を早く治したいとき、私は漢方薬に頼っています。
これは、咳を抑えたいときだけに飲むのではなく、添付文書の指示通り、決められた回数、飲んでください。

主に2種類。

麦門冬湯(ばくもんどうとう)

発熱、のどの痛み、鼻水など、風邪の急性期の症状は回復したのに、咳だけ残っていて元気がでないようなときに使います。
風邪のあと、消耗してしまい元気がなくて、いつまでも痰が絡んで咳が出るようなときってありますよね。
そんなときに効くとされています。

体力のない高齢者の、風邪の後の長引く咳にはぴったりです。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

のどの詰まった感じ、異物感に効くとされています。
治りかけているけれど、のどが気になって咳払いをしてしまう・・・という、神経が過敏になっているときにお勧めです。
私自身は、エヘン虫に抜群に効果がありました。

神経性の吐き気や、つわり、不安神経症、不眠などにも使われる薬です。
試験前に緊張して吐き気があったり、眠れなくなるようなタイプの人にも良いといわれています。

インフルエンザかな、と思うようなときの漢方薬についてはこちらをご覧ください。

基本はうがいとマスク

 ハッカ油 メントール 薬局 イソジン ポビドンヨード セチルピリジニウム OTC 市販 風邪薬 どうやって選ぶ かぜ 咳が止まらない 咳を止めたい せきどめ 注意 効き目 よく効く 成分 医者 処方薬 喘息、扁桃炎、結核、咳喘息、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ、気管支、気管、ねばねば、水っぽい、使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性咳が出て眠れない、今出ている咳をすぐに止めたい、そんなときはうがいが一番
長くは効きませんが、効いている間に眠れるかもしれません。
マスクをすれば、効果が長持ちします。


OTC 市販 風邪薬 どうやって選ぶ かぜ 咳が止まらない 咳を止めたい せきどめ 注意 効き目 よく効く 成分 医者 処方薬 喘息、扁桃炎、結核、咳喘息、花粉症,炎症,咽頭,肺,横隔膜,喉頭,ウイルス,ジヒドロコデインリン酸塩,ジメモルファン,咳止め,せき止め,ムコダイン,ビソルボン,コンタック,アネトン,ブロン液,ブロンエース,パブロン咳止め,プレコール,カイゲン,去痰,気管支拡張,中枢神経,抗ヒスタミン,デキストロメトルファン臭化水素,半夏厚朴湯,ばくもんどうとう,麦門冬湯,はんげこうぼくとう,酸塩水和物,ノスカピン,ジプロフィリン,メチルエフェドリン,カルボシステイン,ブロムヘキシン,グアイフェネシン,グアヤコールスルホン酸,カルビノキサミン,クロルフェニラミン,桔梗,甘草,キキョウ,カンゾウ、気管支、気管、ねばねば、水っぽい、使用可能年齢,小児,カフェイン,酵素,麻薬性,非麻薬性,習慣性 ハッカ油 メントール 薬局 イソジン ポビドンヨード セチルピリジニウムうがい薬にもいろいろありますが、メントールが入っていると、すっとして効果的です。
その他の薬効成分・・・ポビドンヨードやセチルピリジニウムなど・・・に効果があるかというと、そうでもなくて、かえってのどを痛めることもあるそうです。

私はハッカ油を使って、自分で作っています。
ペットボトルに300mL水を入れて、ハッカ油を1~2滴加えます。
これをさらに10倍に薄めたくらいがちょうどよい感じ。

ハッカ油は薬局でもAmazonでも買えます。
これなら安いし、余計な成分も入りません。
浄水ではなく水道水を使うのは、防腐剤の代りです。
多少なりとも塩素が入っていますから。

イソジンとか、のどぬーるスプレーなどのヨード製剤は使わないほうがよいです。
殺菌作用もありますが、同時にのどの細胞を殺してしまい、かえって喉が荒れます。

うがい薬についても調べてみました。
これならOKといううがい薬も作ったので、見てください。
レシピ*うがい薬。

最後に

せきの出る疾患には、重篤なものもたくさんあるし、他人に移してしまう病気が隠れていることもあります。
そんな時は、お医者さんの診断と、お医者さんの出す薬が必要です。
ヒューヒュー音がするとき、長引くとき、発熱(微熱でも)が続くとき、呼吸が苦しい時などは、病院に行ってください。

2014年8月6日水曜日

風邪のひきはじめに飲む薬


かぜ かっこんとう ぎんぎょうさん 首がこわばる 漢方薬 葛根湯加川キュウ辛夷 かっこんとうかせんきゅうしんい ひきはじめ 温める ドリンクタイプ 顆粒 ガーゼのマスク 子ども こわばり 初期 飲みにくい まずい 風邪 葛根湯 銀翹散 喉 のど 急にのどが痛い インフルエンザ タミフル ギンギョウサン ウイルス感染 鼻の奥 汗をかく マスク だるさ 寒気 肩こり 発熱 のど 痛み 汗 タオル 寒気 肩こり 肩がこる むずむず 
これまでに、風邪をひいたときには総合感冒薬ではなくて、抑えたい症状に合わせて薬を選びましょう、というお話をしてきました。

⇒総合感冒薬についてはこちらをご覧ください。
⇒風邪薬の選び方【解熱薬】についてはこちらをご覧ください。
⇒風邪薬の選び方【鼻水の薬】についてはこちらをご覧ください。
⇒風邪薬の選び方【咳の薬】についてはこちらをご覧ください。

とはいっても、「あ、風邪ひきそうかも・・・」となんとなく寒気がするようなときや、のどが痛くなりそうな気配のあるときなど、なにか予防的に飲む薬ってほしいですよね。

今回は、そんなときの対策をご紹介します。

風邪かな?と思うときってどういうとき?

では、私たちはどういうときに「風邪かな?」と思うのでしょう?
それは、鼻や口から入ってきたウイルスが、鼻やのどの粘膜の細胞の中に入り始めたときです。

かぜ かっこんとう ぎんぎょうさん 首がこわばる 漢方薬 葛根湯加川キュウ辛夷 かっこんとうかせんきゅうしんい ひきはじめ 温める ドリンクタイプ 顆粒 ガーゼのマスク 子ども こわばり 初期 飲みにくい まずい 風邪 葛根湯 銀翹散 喉 のど 急にのどが痛い インフルエンザ タミフル ギンギョウサン ウイルス感染 鼻の奥 汗をかく マスク だるさ 寒気 肩こり 発熱 のど 痛み 汗 タオル 寒気 肩こり 肩がこる むずむず 健康な状態では、鼻の奥やのどの粘膜には細かい毛が生えていて、ここに分泌される粘液で、上手に体の外に押し出しています。
ところが、空気が乾燥していたり、体力が落ちていたりして、うまくウイルスを外に出せないと、ウイルスは細胞の中に入ってしまいます。
これが「ウイルスが感染した」状態。
そして、細胞を壊しながらどんどん分裂して仲間を増やします。

ただし、感染したばかりのときは、まだ、のどや鼻の細胞から、そう遠くまで広がっていません。
遠くに広がるというのがどういうことかというと、血管の中に入って血液の流れに乗って全身にいきわたる、ということ。
その前ならば、ウイルスを退治するチャンスがあります。

実は、ウイルスというのはとても不完全な生物で、何かに感染しないと生活できません。
しかも、ウイルスごとに感染できる細胞が決まっています。
たまたま、人間ののどの粘膜に入れるウイルスが感染したときに、風邪をひくのです。

これは余談。

感染初期の症状は、人によって様々です。
のどがイガイガする、鼻がむずむずする、首がこる・・・そんな症状がサインだと思ってください。

感染したウイルスを退治しようと、私たちの体が戦いの準備を始めた状態です。
準備の仕方は人によって微妙に違うので、症状も人それぞれなんですね。

風邪かな?と思ったら

感染したばかりのウイルスは、まだ、のどや首のあたりにとどまっています。
この間に、ウイルスを駆逐するチャンスがあります。

さっきお話しした「戦いの準備」をしている体の中の戦闘員に加勢してあげましょう。

どうすればいいかというと、まずは、汗をたくさんかいて、ウイルスを外に出してしまうんです。

ウイルスは高熱に弱いので、首を温めるのも効果的。
首の前と後ろにホカロンを貼るといい、と言っているお医者さんがいました。
試してみてもいいかもしれません。
ただし、首に直接貼らないように。
低温やけどをしてしまいます。

さらに、のどや鼻を潤してあげれば、より、ウイルスが外に出ていきやすくなるし、まだ、感染していない細胞に感染することも防げます。
これにはマスクが有効です。
私は、昔ながらのガーゼのマスクを付けて寝ると、のどのイガイガくらいならば、朝までに治ります。

風邪のひき始めのための常備薬

実は、対ウイルス効果を高めてくれる薬があります。

ひとつめは葛根湯。


漢方薬には風邪の初期に効く薬はいろいろありますが、人によって相性があり、使いこなすには専門家の見立てが必要です。
そんな中で、葛根湯は比較的応用範囲の広い漢方薬です。

症状の目安は、

●風邪の初期で首筋や肩にこわばりがある

●寒気を感じる


などですが、そういった症状以外でも、風邪の初期に幅広く使われます。

葛根湯にはドリンクタイプと顆粒タイプがありますが、効果は変わりません。
ドリンク剤のほうが飲みやすいという方はドリンク剤をどうぞ。
でも、お値段は顆粒タイプの方が圧倒的にお得です。

葛根湯入りの総合感冒薬もあるので、間違えないように注意してください。
他の成分が入っている薬だと、葛根湯自体の量が少ないことが多いです。
総合感冒薬と一緒に飲んでも特に問題はありません。

「葛根湯加川芎辛夷辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」という漢方薬もありますが、鼻炎や蓄膿症など、鼻の症状におもに使われる薬ですので、お間違いなく。

もう1つは銀翹散。


ギンギョウサンと読みます。
寒気を感じる間もなく、いきなり熱が出たり、のどがものすごく痛くなる方もいるかと思います。
インフルエンザのような強力なウイルスに感染したときも、こんな感じでしょう。

これは、もう葛根湯で対応できる状況を通り越しています。
今更、体を温めても逆効果。
何しろ、体が自ら発熱しているのですから。

そういう方には、銀翹散をお勧めします。
症状の目安は

●急にのどが痛くなった

●突然、熱が出た


いずれにしても、症状が出たらすぐに服用します。

葛根湯と違って、どこでも売っているわけではありません。
ドリンクタイプもありません。
お値段も、葛根湯に比べて高め。

でも、私自身、突然のどに来ることが多いので、常備しています。

のどが痛いときには、こまめにうがいをすることもお忘れなく。

インフルエンザにかかったかな?

と思ったときにも銀翹散は使えます。
インフルエンザウイルスは強力なので、すっぱり治るというのは難しいですが、軽くすむように思います。
お医者さんで処方される抗インフルエンザウイルス薬のタミフルなどと一緒に使えます。


葛根湯・銀翹散の使い方

使い方にコツがあります。
葛根湯、銀翹散どちらも共通。

① おかしいな?と思ったらすぐに飲むこと。


② 1回目は1.5~倍量飲むこと(お子さんには、年齢に応じた小児用量の1.5~倍量)


③ 2日間飲んでも変わり映えがしなければやめる

③について補足・・・
葛根湯は2日もたったら、もう病状が進んでしまっていると思われるので、効き目がなくなると考えられます。

銀翹散は飲み続けたからといって、のどの痛みに対して効き目がなくなるわけではありません。
でも、その程度の効果ならば薬のお値段に見合わないので、2日くらいがやめ時かと。


どちらの薬も、お子さんでも使えます。

添付文書には、
葛根湯は「2歳未満には使用しないこと」
銀翹散は「5歳未満には使用しないこと」
と書いてあります。

でも、量が多くて飲みにくいし、独特の味があるし、5歳くらいで飲めるかなぁ??
風邪をひいて辛いのに、まずい薬を大量にむりやり飲ませるのは、逆効果なような気もします。





2014年7月17日木曜日

風邪薬の選び方【鼻水の薬】

肥満細胞 杯細胞 鼻水 眠くなる 眠くならない 抗菌薬 のどが渇く のどが乾燥する カラカラ 便秘 抗コリン薬 抗生物質 常在菌 ウイルス ロイコトリエン ドリエル 睡眠補助薬 鼻炎用スプレー ステロイド プソイドエフェドリン 医者の薬 OTC 総合感冒薬 止まらない 1日1回 ウイルス 感染 かぜ 風邪 鼻水抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬 分泌抑制  ベラドンナ アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸 クレマスチン、 マレイン酸 カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン 塩酸塩  ケトチフェン フマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン  エピナスチン 鼻腺 鼻水 鼻づまり 副交感神経 感染 風邪 肥満細胞 杯細胞 鼻腺 鼻水 鼻づまり 副交感神経 感染 風邪 かぜ抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬(分泌抑制) ベラドンナ総アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸クレマスチン、 マレイン酸カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン塩酸塩 ケトチフェンフマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩 エピナスチン塩酸塩 かぜ 抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬(分泌抑制) ベラドンナ総アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸クレマスチン、 マレイン酸カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン塩酸塩 ケトチフェンフマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩 エピナスチン塩酸塩

風邪で鼻水が出るとき、総合感冒薬はNG

以前、風邪をひいたとき、総合感冒薬ではなく、その時の症状を抑える成分だけが入っている薬を選んだほうがいいというお話をしました。
⇒総合感冒薬って何に効くの?


今日は風邪などで鼻水が出るときの薬の選び方をお話しします。
その前に、鼻水が出るメカニズムをちょっと見てみましょう。

鼻水はこうして作られる

風邪は、ウイルスが原因で起こります。
ウイルスは何かの細胞の中でなければ生きていけないので、自分が入ることのできる細胞を探しています。
また、ウイルスはあまり器用ではないので、入ることのできる細胞はかなり限られています。
ウイルスが細胞に入ることを感染といいます。
風邪ウイルスは皮膚のような丈夫な細胞には感染できません。
風邪ウイルスが感染しやすい細胞・・・それが、鼻やのどの粘膜の細胞なのです。

鼻やのどの粘膜が乾燥して、ウイルスを外に出す粘液が少なくなっていると、余計、ウイルスは感染しやすくなります。
だから、冬場によく風邪をひくのですね。

それに、どんなウイルスでものどや鼻に感染するわけではなく、たまたま、のどや鼻の粘膜に感染できる素質を持ったウイルスがはいってきて、そのとき、のどや鼻の粘膜が感染しやすい状態だったときに感染するわけです。

話をウイルスがのどや鼻の粘膜に感染したところに戻しましょう。

ウイルスが鼻水を作って出しているわけではありません。
鼻水を作って出しているのは、私たちの鼻の粘膜の細胞です。
なぜ、そんな迷惑なものを作るのか?
それは、ウイルスを外に出してしまうためです。

ウイルス 感染 かぜ 鼻水 眠くなる 眠くならない 抗菌薬 のどが渇く のどが乾燥する カラカラ 便秘 抗コリン薬 抗生物質 常在菌 ウイルス ロイコトリエン ドリエル 睡眠補助薬 鼻炎用スプレー ステロイド プソイドエフェドリン 医者の薬 OTC 総合感冒薬 止まらない 1日1回 ウイルス 感染 かぜ 風邪 鼻水抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬 分泌抑制  ベラドンナ アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸 クレマスチン、 マレイン酸 カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン 塩酸塩  ケトチフェン フマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩 エピナスチン塩酸塩 風邪 鼻水 肥満細胞 杯細胞 鼻腺 鼻水 鼻づまり 副交感神経 感染 風邪 肥満細胞 杯細胞 鼻腺 鼻水 鼻づまり 副交感神経 感染 風邪 かぜ抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬(分泌抑制) ベラドンナ総アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸クレマスチン、 マレイン酸カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン塩酸塩 ケトチフェンフマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩 エピナスチン塩酸塩 かぜ 抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬(分泌抑制) ベラドンナ総アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸クレマスチン、 マレイン酸カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン塩酸塩 ケトチフェンフマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩 エピナスチン塩酸塩
鼻・のど


鼻水を出している細胞を見てみましょう。

肥満細胞 杯細胞 鼻水 眠くなる 眠くならない 抗菌薬 のどが渇く のどが乾燥する カラカラ 便秘 抗コリン薬 抗生物質 常在菌 ウイルス ロイコトリエン ドリエル 睡眠補助薬 鼻炎用スプレー ステロイド プソイドエフェドリン 医者の薬 OTC 総合感冒薬 止まらない 1日1回 ウイルス 感染 かぜ 風邪 鼻水抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬 分泌抑制  ベラドンナ アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸 クレマスチン、 マレイン酸 カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン 塩酸塩  ケトチフェン フマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩 エピナスチン塩酸塩 鼻腺 鼻水 鼻づまり 副交感神経 感染 風邪 肥満細胞 杯細胞 鼻腺 鼻水 鼻づまり 副交感神経 感染 風邪 かぜ抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬(分泌抑制) ベラドンナ総アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸クレマスチン、 マレイン酸カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン塩酸塩 ケトチフェンフマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩 エピナスチン塩酸塩 かぜ 抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬(分泌抑制) ベラドンナ総アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸クレマスチン、 マレイン酸カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン塩酸塩 ケトチフェンフマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩 エピナスチン塩酸塩
鼻の粘膜の構造

鼻の奥の粘膜の、鼻腺(びせんと読みます)と杯細胞(さかずきさいぼうと読みます)から、鼻水は出てきます。
このとき、粘膜にある毛細血管が充血して膨らむと、粘膜が腫れて、鼻づまりも起こります。

もう少し詳しく説明すると、ウイルスが感染したことを察知した副交感神経の働きで、鼻水が出たり、毛細血管が拡張したりします。

それにしても、あんなに際限なく鼻水を出すための水分が、一体鼻の奥のどこにあるのだろうと不思議になりますよね。

でも、実は健康な人でも1日に1~1.5リットルの鼻水を作っているといいます。
鼻の中を乾かさないようにして、ウイルスをはじめとした異物を体の外に押し流しているのですね。
なので、ウイルスが感染した急場には、がんばれば、あのくらいの量は簡単に作れるのかもしれません。

鼻水には鼻炎用の薬を

総合感冒薬は、風邪そのものを治しているわけではなく、いろいろな症状を抑える成分がたくさん入っている薬。
だから、鼻水が出るときには、鼻水に効く薬だけを飲むほうが、余計な副作用の心配が減るというワケです。

特に鼻水では、総合感冒薬に入っている成分は昔ながらの眠くなるタイプのもの。
この眠くなる副作用を生かして、睡眠補助薬として売られている成分もあるほどです。
ドリエルという商品がその例です。

総合感冒薬に入っている鼻水用の成分と、総合感冒薬には入っていないけれど鼻水によく効く成分は次の通りです。
鼻水 眠くなる 眠くならない 抗菌薬 抗生物質 市販薬 のどが渇く のどが乾燥する カラカラ 便秘 抗コリン薬 抗生物質 常在菌 ウイルス ロイコトリエン ドリエル 睡眠補助薬 鼻炎用スプレー ステロイド プソイドエフェドリン 医者の薬 OTC 総合感冒薬 止まらない 1日1回 ウイルス 感染 かぜ 風邪 鼻水抗ヒスタミン薬 ジフェンヒドラミン 鼻づまり プソイドエフェドリン塩酸塩 鼻炎用スプレー (ステロイド) ベクロメタゾンプロピオン酸 エステル d-クロルフェニラミンマレイン酸塩  抗コリン薬 分泌抑制  ベラドンナ アルカロイド ヨウ化イソプロパミド フマル酸 クレマスチン、 マレイン酸 カルビノキサミン メキタジン 抗アレルギー薬 アゼラスチン 塩酸塩  ケトチフェン フマル酸塩 エメダスチンフマル酸塩 セチリジン塩酸塩 フェキソフェナジン塩酸塩 エピナスチン塩酸塩 眠くならない 癖になる イラスト 図 
鼻水・鼻づまりに効く薬


水色で囲んだ成分がお勧めです。
これらは、花粉症・アレルギー性鼻炎の薬に入っています。

抗アレルギー薬と呼ばれる成分の中でも比較的新しいもので、眠くなる人は少ないです。
少なくとも、私はまだ、これを飲んで眠くなった人に出会っていません。

1日2回のものと1回のものがあります。
花粉症のように、1日中鼻水が止まらないことがあらかじめ分かっているのであれば、1日1回の薬が便利でしょう。
今から出かけるから、とりあえず半日症状を抑えて、あとは様子を見ようかしら・・・というときには、1日2回の薬を1回だけ飲む、というのでもよいでしょう。

鼻づまりはちょっと手ごわい

鼻水には薬が効きやすいのですが、鼻づまりは困りもの。
薬が効きにくい症状です。

鼻づまりというのは、鼻水が詰まって起こるのではなくて、鼻の奥の血管が拡張するために鼻の粘膜が腫れて、鼻の通りが悪くなって起こるので、鼻水を止めても鼻づまりは治らないのです。

ステロイドのスプレーを鼻の穴に噴霧するのが一番、手っ取り早いです。
これは、よく効くのですが、鼻水も出ていて鼻が詰まっているようなケースだと、鼻水と一緒に薬も出て行ってしまうので、効かせるのは難しそうですね。

飲み薬では、プソイドエフェドリンという成分が、鼻づまりに効果があるとされています。
でも、プソイドエフェドリンだけが入っている商品はありません。
どれも古いタイプの抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬と一緒になって、鼻炎用の薬として発売されています。
なので、ちょっと使いづらいです。
とても眠くなるので、寝るときに飲むにはいいかもしれません。

鼻の症状に効く薬の作用

抗ヒスタミン薬??

色々調べてみましたが、抗ヒスタミン薬が風邪の鼻水を抑える作用の仕組みがわかりませんでした。

ヒスタミン受容体にヒスタミンが作用するのをブロックします。
これは間違いありませんが、風邪をひいたときにヒスタミンが出てくるメカニズムが確認できませんでした。

いわゆる総合感冒薬に入っている抗ヒスタミン薬は、眠くなるだけで風邪の鼻水には効かないというのが、今のところの結論です。
よく寝て風邪を治そうという人にはいいかもしれません。


抗アレルギー薬

抗ヒスタミン薬の作用に加えて、肥満細胞の細胞膜を安定化して、肥満細胞からヒスタミンやらロイコトリエンやらという炎症反応を起こすもろもろの物質が出てこないようにします。

古いタイプの抗アレルギー薬は、やはり眠くなります。


新しい抗アレルギー薬

水色の枠の薬です。
個人的に、お勧めの薬です。

古いタイプの抗アレルギー薬と違って、中枢神経(脳)に入っていかないので、眠くなりにくいとされています。

試してみましたが、本当に全く眠くならずに、風邪の鼻水によく効きました。
これらは単味で買うことができることでもポイントが高いです。


抗コリン薬

コリンというのはアセチルコリンという、副交感神経から出てくる物質のことを意味しています。
鼻水や鼻づまりの大元を抑えるのでよく効きそうですが、大きな問題があります。
副交感神経というのは、体中の色々なところに張り巡らされているため、ほかの場所でも作用してしまうのです。

例えば、のどが渇いたり、便秘になったり、というのがよくある症状です。
のどが渇くというよりも、のどが乾燥してカラカラになる、という方が適当かもしれません。
人前で話す必要のあるときには、飲まない方が良いでしょう。

?の印をつけたのは、抗コリン薬は総合感冒薬におまけのように入ってはいるものの、お医者さんがこの薬だけを鼻水に使うことはありません。
なので、本当に必要な成分なのかな?と、ちょっと疑問に思ったからです。


鼻づまりの薬

プソイドエフェドリンという成分が、飲み薬で鼻づまりに効果があるとされています。
鼻の血管を収縮させて鼻の通りをよくします。
試していないので、効果のほどはわかりませんが。

エフェドリンというのは交感神経に作用する物質で、心臓や脳の血管にも作用してしまいます。
15年くらい前に、同じような作用をもつフェニルプロパノールアミン(PPA)という成分が、アメリカで大量に飲んだ人に脳出血の副作用が出たために発売中止になりました。

その代わりに使うようにと厚生労働省が勧めたのが、このプソイドエフェドリンです。

プソイドエフェドリンは、エフェドリンを血管にだけ作用させるように工夫された成分です。
とはいえ、血管を薬で収縮させると、効果が切れたときに反動で余計鼻づまりがひどくなるという話もあります。


鼻炎用スプレー

鼻づまりには飲み薬よりもスプレーがお勧めです。
ステロイドのスプレーは強力に炎症を抑えます。

ステロイドというと強い薬とか、使いすぎないほうが良いとかいう印象がある方もいるかと思いますが、飲み薬でなければあまり神経質にならなくてよいと思います。

それに、風邪の鼻づまりならば、悪くても1週間もすれば治るので、使い続けても問題ないでしょう。


抗菌薬をお勧めしないワケ

おまけに、もう少し説明を追加します。
鼻の奥にも、そういった常在細菌はたくさんいます。
鼻の奥は、塩辛い鼻水にさらされているので、ほかの場所とは違う、塩分に強い細菌が住んでいます。
有名なのは、黄色ブドウ球菌
鼻くそをほじった手で皮膚の弱いところを掻いてしまったためにとびひになったお子さんは多いのでは?
その原因のNo.1がこの黄色ブドウ球菌です。
常在菌は思いがけないところで私たちの役に立っています

のども同じで、たくさんの種類の常在菌が住み着いています。

これらの常在菌は、普段は増えすぎることもなく、悪さをしません。
体の中で、いるべきところにいるべき数だけ住んでいる常在菌は、実は悪さをするどころか、私たちを守ってくれてもいるのです。


ここに風邪のウイルスがやってきたとします。
たとえば、のどや鼻に入った風邪ウイルスは、鼻やのどの奥の粘膜に張り付いて感染します。

常在菌たちはウイルスが入ってくると、自分たちの居場所が脅かされるので、ウイルスの感染を阻止しようとしてくれるのです。

でも、風邪ウイルスが勝って、感染して、風邪をひくとどうなるでしょう。
体の免疫パワーがウイルスに費やされるので、常在菌のバランスが崩れてしまい、常在菌が異常に増えてしまったりします。
こうなるともう常在菌は身体を守ってはくれません。

風邪をひいてからしばらくたつと、黄色や緑色の鼻水が出ますね。
また、黄色や緑っぽい痰も風邪の治りかけに出てきます。
これは、常在細菌の色です。

私たちの身体は、ウイルスと闘うと同時に、これらの増えてしまった常在細菌とも戦います。
常在細菌と戦う戦闘員は白血球やマクロファージで、ウイルスと戦うのはリンパ球という細胞。

なので、正確にいうと、黄色や緑色のどろどろした鼻水や痰は、ウイルスや、細菌、それらを食べた白血球やリンパ球などの死骸が混ざったもの、ということになります。


風邪に抗菌薬抗生物質とも呼ばれています)を使うお医者さんが今でもいるようですが、抗菌薬は、色々な種類の細菌をやっつける薬です。
ウイルスには作用しません。

風邪をひいているときに抗菌薬を飲むと、確かに増えすぎた常在細菌をやっつけますが、常在するのにちょうど良い数だけ残すといった調節はできません。

また風邪ウイルスが感染していないところ(腸などの組織)の常在細菌もやっつけてしまいます。
そのような組織では、常在細菌の防御が壊されて、新しい感染が起こってしまう可能性もあります。

もしも、お医者さんにかかって風邪と診断されて、抗菌薬を処方されたら、本当に必要なのですか?と質問してみてください。
お医者さんは、患者さんが抗菌薬を処方してほしいと思って、機械的に処方していることも多いと思います。
必要のない薬を飲むのは、身体によくないことを思い出して、勇気を出して医師に質問してみましょう。

抗菌薬は、身体と、常在細菌(共生微生物とも言います)との絶妙な共生関係を崩すばかりか、結果としてウイルスの味方のように働いてしまいます。