味はチョコレートチーズケーキと変わらないで、糖質は全部で約46g。
8枚切り食パン2枚と同じくらいです。
ゼラチンで固めるので、失敗しません。
【材料】
クリームチーズ 100g
ココアパウダー 50g
エリスリトール 70g
牛乳 100mL
ゼラチン 4g
水(ゼラチン用) 大さじ1
塩 ひとつまみ
〈土台〉
ふすま 40g
クルミ 40g
バター 30g
エリスリトール10g
ふすまがなければ、クラッカーを砕いてもよいです。
そのときは、エリスリトールは入れません。
ただし、糖質の量は増えます。
【作り方】
- 容器(13L:13㎝×19㎝のタッパ)にクッキングシートを敷く
- ボールにクルミを入れて細かく砕く ※細かい方が土台はしっかりしますが、クルミの触感を楽しみたい場合は大きめに
- エリスリトール、ふすまを加えて混ぜる
- 室温に戻して柔らかくしたバターを加えて混ぜる
- 容器に入れ、ラップを載せて平らにならす
- 重しを載せて冷蔵庫で冷やす※一回り小さなタッパをラップの上に重ねて、その上に重しを乗せました)
- ゼラチンを水に浸してふやかす
- 鍋に牛乳を入れ、沸騰しないように温めて火を止め、エリスリトールと塩を溶かす
- ふやかしたゼラチンを加え、よく混ぜる
- クリームチーズを加えて溶かす
- ココアパウダーを加え、よく混ぜる
- 土台の上に流し入れる
- 冷めたら、冷蔵庫で冷やす
- 固まったら、クッキングシートをはずす
大きめのタッパにクッキングシートを敷いて作りました。
クッキングシートを外したらタッパに戻し、蓋をして冷蔵庫に入れられるので、便利です。
ココア(無糖)とチョコレートを比べると
文部科学省の食品成分データベースによると、無糖のココアに含まれる利用可能炭水化物はミルクチョコレートの約1/6です。利用可能炭水化物というのは、デンプンやブドウ糖、ショ糖、果糖などの、体内に吸収される糖質のことです。
つまり、同じ量のココアとミルクチョコレートとでは、ココアのほうが吸収される糖質の量が1/6で済むということになります。
さらに、糖質の種類を見てみると・・・
【ココア】
デンプンは、たくさんのブドウ糖がつながっていて、吸収されるためにはブドウ糖をアミラーゼなどの酵素で1つ1つバラバラに切り離さなければなりません。
この切り離す作業=消化には時間がかかります。
デンプンは酵素でブドウ糖に分解されて吸収される |
【ミルクチョコレート】
ミルクチョコレートに含まれる糖質は、主にショ糖(砂糖)です。ショ糖とは、1個のブドウ糖と1個の果糖が結合した糖ですから、結合を1か所切るだけで吸収することができます。
デンプンに比べて、消化に時間がかかりません。
ですので、砂糖を多く含む食品をとると血糖値が急上昇しがちなのです。
そのうえ、グルコースと果糖を同時に摂取すると血糖値が上がりやすいことがわかっています。
エネルギー効率が良い食べ物は危険
エネルギー効率については、これまで何度かお話してきました。低糖質チョコレートブラウニー |
昼間甘いものを無理に我慢して、反動で夜中に食べてしまったりしないためには、エネルギー効率の悪いおやつをいただくほうが健康的。
チョコレートクッキー |
ココアは味が濃いので、低糖質のおやつを作るのに扱いやすいです。
砂糖をエリスリトールに替えたり、小麦粉をふすまに替えたりしても、ココア味だとなかなかバレません(笑)
低糖質チョコレートクッキー
低糖質チョコレートブラウニー
低糖質 小麦粉なし!チョコパン