年齢 51歳
慶宮医院をはじめて受診した年齢 50歳
主訴 手、股関節、肩、かかとの痛み、頭が締め付けられる感じ、ふらつき
HRTに使っている薬 エストラーナテープ(休薬なし)、デュファストン
2年くらい前の夏、“むくんでるかな”と思ったのが始まりでした。
次第に股関節や肩、手の関節が腫れて痛み出しました。
つり革につかまると、痛みでその手をおろせなくなります。
痛いのは関節だけでなく、かかとの骨が棘のようになる“踵骨棘(そうこつきょく)”もできてしまい、歩くと突き抜けるような痛みが走ります。
ブロック注射も一時的にしか効きませんでした。
頭もきゅっと締め付けられるように痛くなり、景色が目に入ってくるのも、音が耳に入ってくるのも辛く感じます。
スーパーの陳列棚のように囲まれた場所は特にダメで、頭を押さえながら買い物をしていました。
義理の母の介護があり、ひどく神経を使うことが重なっていたので、こんなにあちこち痛くなるのは神経の病気かとも思いましたが、特に朝の痛みが強く“リウマチだったらたいへん”と、まずは整形外科に行きました。
が、検査をしたところ異常がなく、「うちではなくて、婦人科に行ったほうがいいよ」と言われました。
そこで、大きな病院の婦人科はどうかと電話をしたところ、予約がいっぱいだったのでやめました。
悪性腫瘍で予約されている方が多いようで、関節が痛いくらいでは予約を入れるのに気が引けてしまいます。
それに、まだ生理も続いていたし、更年期障害というには点数も足りません。
どこか、開業医さんで関節痛と更年期障害を見てくださるところはないものかとインターネットで検索し、慶宮医院にたどり着きました。
初診時にはまだ生理があったので、ユベラを処方していただきました。
ユベラでは、症状は改善しませんでしたが、悪くはならないから効いているのかな、と思いながら半年くらい経つうちに生理がなくなり、エストラーナテープとデュファストンを使いはじめました。
これは、すぐに効果を感じました。
ところが、休薬期間に症状が悪化してしまい、エストラーナテープを休薬なしで使い続ける方法に変えました。
宮地先生には「最初2か月、そのあと6か月で効いてくる」と言われました。
その言葉の通り、2か月くらいで家事がこなせるようになってきて、6か月くらいで、スーパーの陳列棚の間をふらふらせずに歩けるようになりました。
かかとの痛みはインソールを使いはじめたこともあり、今では普通に歩けています。
手の指は今でも朝は携帯が持てないくらいの痛みが残っており、天気の悪い日はまだまだ体調が悪くなりますし、デュファストンを使う期間に生理中のような体調の悪さがあり、これがなくなる方法があればいいな、と思います。
でも、日常生活ができるようになったのは素晴らしいです。
HRTはずっと続けていこうと思っています。