いきいき!エバーグリーンラブ: このブログの目指すもの ~吟味した情報をお届けすること~

このブログの目指すもの ~吟味した情報をお届けすること~

このブログは、読者の方々と一緒に健康について考えることを目的にしています。
記事はなるべく正確に、根拠となる情報を吟味したうえで記述するように心がけていますが、解釈の過ちや、情報ソースの信ぴょう性について、絶対の保証はできません。

皆さんの健康に関わる大切な情報は、読者の皆さん自ら、真贋を吟味していただきたいと思います。
また、本ブログで得た情報を元に、何らかの行動をされた結果について、エバーグリーン研究室では、一切、責任を取りません。悪しからずご理解ください。

現代のような情報化社会では、いわゆる情報の読み解きと活用(情報リテラシー)の能力が大切です。
特に、マスメディア、インターネットやSNSに流れる情報は玉石混交です。
現在、発信されている、様々なメディアからの情報は、嘘や偽の情報、根拠なく印象だけで流される情報の洪水の中に、有用な情報が砂粒のように混じっているという位の捉え方でちょうどよいと思います。
もはや、TVや新聞、雑誌などのマスメディアを盲信される方はいらっしゃらないでしょうが、マスメディアは広告やタイアップ記事などにあふれており、商品やサービスを売り込むための都合の良い情報の器にすぎません。
もとより広告は誇張と嘘のつき方がより洗練され、おしゃれさとは裏腹に見るものの物欲や恐怖心を巧みに操る媒体となっています。
インターネットコンテンツや検索エンジン、SNSなども隠されたマーケティング戦略の一環で運営されているものも数限りありません。
このようなメディアに登場する専門家や識者と呼ばれる人のコメントも鵜呑みにしないほうが賢明です。
情報は先ず疑ってかからないと、思わぬ罠にはまります。
情報の裏に商業主義が隠されていないかを特に吟味すべきです。


科学がもたらす情報についても同様です。

一見、立派な論文になっていても、その著者らが権威と言われる人でもあっても、その情報が正確であるとは限りません。
その研究結果がどのように導かれたかを探る必要があります。

科学研究を行うには、必ずコストがかかり、貨幣が必要となります。
現在の資本・自由主義社会・貨幣経済体制では、純粋な学問的な興味や、真理の追究を制約なく行うことは不可能です。
真理の追究を阻害する要因は、どのような社会システムになっても、完全には避けられないことでしょう。
であるからこそ、個人が自らのリテラシーを磨く必要があります。

科学情報を読み解くコツは、その研究がどのような資金経路で成り立っているかを吟味することです。
科学的な情報にバイアス(偏向)がかかる場合、その多くは、企業やサービス供給サイド、あるいは行政の資金提供によって成り立っている研究結果です。
論文の場合はConflict of Interest(利害の衝突)といった項目で、研究者への資金提供を明示していることが多くはなりましたが、科学論文を読みなれていないと、研究の目的・方法の設定や、結果の解析方法など、情報にバイアス(偏向)を掛けている手段を見抜けないことも多いのです。

このブログでは、情報について常に疑いを持って、吟味した結果をお伝えしています。
このような姿勢が、正しい情報を獲得する早道だと思います。

一方で、現代は集合知の時代です。
また、オープンサイエンスも少しずつ普及してきました。

「専門じゃないから」「科学は苦手だから」という態度で科学情報を避けずに、ぜひ情報と向き合って、皆さん自身に有用な情報を得て、気の合う方々で共有するようにしてください。
個人個人の正しい認識が集積することで、新たな真理と、共同体全体の幸福につながる知恵が得られるものと思います。

このブログへのご意見や、ご質問をお受けしています。
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