いきいき!エバーグリーンラブ: 2月 2017

2017年2月26日日曜日

レシピ*低糖質 豆乳チョコレートアイス


無糖のココアパウダーとエリスリトールでチョコレートアイスを作りました。
脂肪分はカシューナッツで補っています。

牛乳を使わないので、牛乳にアレルギーのある方でも食べられます。

甘さ控えめが好きな方には、本物のアイスよりおいしいかも・・・


【材料】
  • カシューナッツ 150g
  • 豆乳      300㏄
  • ココアパウダー(無糖)70g
  • エリスリトール 80g
  • ラム酒(お好みで) 大さじ1

【作り方】
  1. カシューナッツを一晩、多めの水(分量外)につける
  2. ざるでカシューナッツの水を切る
  3. カシューナッツと豆乳をトロトロになるまでミキサーにかける(私はバイタミックスを使っています)
  4. 3にココアパウダーとエリスリトール、ラム酒(お好みで)を加えて、さらに撹拌する
  5. 4を1人分用のタッパに小分けする 
  6. 冷凍庫で固める

小さなタッパに8個くらいできます。
大きなタッパで凍らせると1人分を取り分けるのが大変だったので、はじめから1人分ずつにしてみました。

冷凍庫から取り出したばかりで固すぎて食べづらいときは、電子レンジで10-20秒くらいチンしてください。

特に豆乳にこだわりがなければ、豆乳の代わりに牛乳を使ってもOKです。

バイタミックスで混ぜれば、カカオパウダーはふるいにかけなくてもきれいに混ざるので楽チンです。

お子様用にはラム酒なしでどうぞ。

ココア(無糖)とチョコレートを比べると

文部科学省の食品成分データベースによると、無糖のココアに含まれる利用可能炭水化物ミルクチョコレートの約1/6です。

利用可能炭水化物というのは、デンプンやブドウ糖、ショ糖、果糖などの、体内に吸収される糖質のことです。
チョコレートパンにかけてもおいしくいただけます
つまり、同じ量のココアとミルクチョコレートとでは、ココアのほうが吸収される糖質の量が1/6で済むということになります。


もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
レシピ 低糖質 ココアチーズケーキ

2017年2月19日日曜日

精巧!女性ホルモン調節システム

女性ホルモンが女性の健康にいかに大切かについてお話してきました。

女性の人生は女性ホルモン次第
更年期を過ぎても元気な秘訣

これまで一括して「女性ホルモン」と呼んできましたが、女性ホルモンにはいくつかの種類があります。

ここでは、女性ホルモンについてもう少し詳しく説明し、生殖年齢での月経周期や、更年期以降の分泌量の変化を見てみましょう。

いかに精巧にコントロールされているかがわかります。
そして、更年期を迎えること・・・そのシステムが働かなくなることが、女性の身体にとっていかに大きな変化かを感じられると思います。

女性ホルモンの種類

女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類があります。

プロゲステロンは黄体形成ホルモンとも呼ばれます。

エストロゲンには20以上の種類が確認されていますが、主なものはエストラジオール、エストロン、エストリオールの3つです。

中でもエストラジオールが最も活性が高く、エストラジオールを10とすると、エストロンは5、エストリオールは1くらいです。
エストラジオール100、エストロン10、エストリオール1とする教科書もあります。
百枝幹雄編 『基礎からわかる女性内分泌』診断と治療社 2016; p98

卵巣での卵胞の成熟~排卵~黄体形成

女性ホルモンの最大の目的は生殖です。
そのために、排卵、月経などの月経周期を調整しています。

したがって、女性ホルモンは主に卵巣で働きます。

卵巣には、卵胞という卵子を育てる袋がたくさん詰まっています。
生まれたときには約200万個ありますが加齢に伴って失われていき、生殖年齢では20万~30万個と言われています。

1回の月経周期に数個の卵胞が成熟し、多くの場合、そのうちの1つが排卵します。
排卵後、卵胞は黄体になります。

同時に、子宮内膜は厚くなり、排卵した卵子が受精した場合に、受精卵を受け入れる準備をします。

受精卵が着床しなければ、子宮内膜は脱落して(月経)、また排卵の準備に入ります。
これが月経周期です。

この一連の流れをコントロールしているのが、卵胞と黄体から分泌されるエストロゲンプロゲステロンです。
そして、さらにこれらのホルモンも、脳から分泌されるホルモンでコントロールされています。

女性ホルモンの分泌をコントロールするホルモン


月経周期をコントロールするホルモンを見てみましょう。

エストロゲンプロゲステロンもゴナドトロピンにコントロールされ、ゴナドトロピンはGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)にコントロールされています。反対に、ゴナドトロピン、GnRHは、エストロゲンにコントロールされています。

  • GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン:ゴナドトロピン放出ホルモン)
脳の視床下部から分泌。下垂体に作用して、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)を分泌します
  • ゴナドトロピン (LH:黄体化ホルモン、黄体形成ホルモンと、FSH:卵胞刺激ホルモン)
性腺刺激ホルモンとも呼ばれます。脳の下垂体から分泌されて、卵巣に作用します。
  • FSH:卵胞刺激ホルモン
    卵巣で卵胞に働いて、エストロゲンを分泌させ、卵胞を発育させます。
    •  LH:黄体化ホルモン、黄体形成ホルモン
    卵胞が十分に大きくなりエストロゲン量が増えると、下垂体からLHが大量に分泌され、排卵(卵子が卵胞から出て、子宮へ向かう)し、卵胞は黄体になります。
    LHは黄体に働いてプロゲステロンを分泌させます。
    • エストロゲン(主にエストラジオール):卵胞ホルモン
    FSHとLHの刺激により、卵胞で作られます。
    血液中のエストラジオール濃度が200pg/mL以下では、視床下部からのGnRHの分泌を抑えるように働きます。
    200~300pg/mL になると、視床下部からGnRHを分泌させ、GnRHの分泌に伴って下垂体からLHが大量に分泌します(LHサージ)
    • プロゲステロン:黄体ホルモン 
    LHが大量に分泌すると、卵胞は排卵します。
    排卵後、卵胞は黄体となり、プロゲステロンを分泌します。
    排卵した卵子が受精せず、子宮内膜に着床しないと、黄体はしぼんで白体となり、プロゲステロンの分泌もなくなります。
    肥厚していた子宮内膜は脱落します。これが月経(生理)です。

    月経周期と女性ホルモンの分泌

    以上のホルモンの分泌を図にまとめました。
    約28日の月経周期の中で、激しく変動していることがわかります。



    エストラジオールの分泌量は、一番多いときには200~300pg/mL、人によっては500pg/mLを超えます。

    エストラジオールのフィードバックシステム

    エストラジオールは、血中濃度が高くなってくると、エストラジオールの分泌を増やすホルモンであるFSHを抑えるように働きます。
    これを負のフィードバックといいます。

    一方で、さらにエストラジオールの血中濃度が高くなると、今度はプロゲステロンの分泌を増やすホルモンであるLHの分泌を増やすように働きます。
    これを正のフィードバックといいます。

    エストラジオールは、血中濃度の微妙な違いで、月経周期をコントロールしているわけです。

    生涯を通してのエストラジオールの分泌

    では、生涯を通してエストラジオールの血中濃度を見てみましょう。


    個人差はありますが、一般的に、右の図のように推移するとされています。

    生殖可能な年齢では変動が大きいので、平均値を取るとだいたいピンクの線くらいになります。

    閉経を過ぎると、常に月経周期の中で一番少なかった時よりもさらに少ない量しか分泌されていません。
     
    ヒトの身体は、ホメオスタシスと言って恒常性を保とうとする方向に働きます。
    不足したエストラジオールを分泌させるために、更年期以降、FSHの血中濃度が上昇するのは、その1例です。

    エストラジオールの働きがなくなることに加えて、これまでになかった状況に身体が対応しようとがんばることで、様々な身体面、精神面での問題が起こるのは当然のことでしょう。

    この問題を何とか乗り越えるために、更年期を迎えたらホルモン補充療法(HRT:Hormone replacement therapy)で女性ホルモンを補ってはいかがでしょうか?
     これからブログの中で、更年期とそれ以降の女性の健康や、HRTに関する話題を取り上げていきますね。
    参考にしてください。

    注意

    • HRT を行う際には、定期的に運動することをお勧めします。
    • HRT に用いる薬を入手するには、病院で医師に処方していただく必要があります。
    • 基礎疾患がある方などでは、HRTが行えない場合もあります。
    • HRT には注意すべき副作用があります。
    • HRT 実施にあたっては、婦人科を受診して、医師に相談してください。 

     

    HRTに関する記事

    女性の人生は女性ホルモン次第
    更年期を過ぎても元気な秘訣
    精巧!女性ホルモン調節システム
    女性ホルモンはこうして作られる
    ホルモンの非常事態が更年期症状に!
    HRTは乳がんの原因になる??
    HRTで使われる薬剤~エストロゲン製剤

    2017年2月4日土曜日

    更年期を過ぎても元気な秘訣

    更年期障害というと、ホットフラッシュ(のぼせ、顔が熱いなど)、イライラ、などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

    更年期障害とは、45~55歳くらいの更年期女性ホルモンであるエストロゲン分泌の低下が原因で起こる症状です。


    症状の現れ方は実に多様で、更年期の初期に現れるものから、何十年もあとに現れるものまであります。
    初期の症状は人によって異なります。
    ひどい方もいれば、何もない方もいます。

    一方、初期症状とは別に、体の中では更年期以降、徐々にダメージが進み始めます。

    このダメージは、20~30年間蓄積して、取り返しのつかない状態になってはじめて症状となって現れます。

    今日は、血管の障害から来る脳梗塞や心筋梗塞、リウマチ、骨折などの「とりかえしのつかない状態」がどうして起こるか、逃れる方法はないのかについて、お話しします。

    更年期症状より重篤な更年期以降に現れる症状


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    そして、この、あとから現れる取り返しのつかない状態は、初期症状とは異なりほとんどの女性で起こります。
    症状が出るのは、時間の問題です。

    では、なぜ、女性ホルモンが減るだけでこんなにいろいろな症状が現れるのでしょうか?

    女性ホルモンと言えば、妊娠や女性らしさを保つのに必要なホルモン 、というイメージですね。
    肌をすべすべにしたり、乳房を大きくしたり・・・

    しかし、実はそのような作用はほんの一面にすぎません。
    実は、女性ホルモンは、若さを保つ様々な機能を支えるホルモンなのです。

    どうして、女性ホルモンにはそんなにたくさんの働きがあるのでしょうか?

    ホルモンって何?

    まず、ホルモンとは何かについて簡単にお話ししましょう。

    ホルモンは、特定の器官から分泌されます。

    皆さんがよく知っているホルモンを例に挙げると、インスリンは膵臓から、甲状腺ホルモンは甲状腺から、男性ホルモンは精巣から分泌されます。
    女性ホルモンであれば、分泌するのは卵巣です。

    ホルモンは、必要な時に必要な量が血液中に分泌され、血液に乗って、目的の器官に届けられます。

    最近では、ホルモンが作られた細胞やそのすぐ近くで作用する場合もあることが確認されました。
    脂肪細胞、骨、脳、冠動脈などに見られる女性ホルモンは、1つの例です。
    その場合は血液中には出てこないために、これまで発見されずにいたのでしょう。

    ここでは、血流を介した女性ホルモンの作用についてお話しします。

    女性ホルモンの場合は、乳房、子宮、血管、筋肉、骨などが、目的の器官です。
    なかでも、血管、筋肉、骨に対する作用が失われることが、更年期以降の障害に影響してきます。

    分泌される量はほんの微量です。
    それでも、目的とする器官できちんと作用できるのは、目的の器官にそのホルモンがくっつく受容体があるためです。

    受容体にホルモンがくっつくことで、それぞれの器官が機能を発揮します。

    ホルモンは、細胞の中に取り込まれやすい形をしており、非常に効率よく作用できるのです。
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    女性ホルモンの受容体は、 乳房、子宮だけでなく、血管、筋肉、骨から脳の中まで身体中のいろいろな器官にあり、まだ、すべてが見つけられているわけではありません。

    このように、女性ホルモンは全身の様々な器官を守っています。


    更年期を境に女性ホルモンはほとんど出なくなる

    生物は、生殖するために女性(雌)の身体を保護するシステムを進化させてきました。
    その働きを調整するのが女性ホルモン

    残念なことに、更年期となり生殖できる期間が終わると 、女性ホルモンはほとんど分泌されなくなります。
    生物の進化は、生殖できる期間が終わってからもその最強の保護システムを温存するまでには至っていないということですね。

    では、男性はどうかというと、若いときから老年期まで、若干少なくはなるものの少量ながら女性ホルモンが分泌され続けます。
    骨折する高齢者の割合が女性の方が高いのは、女性ホルモンの量が男性よりも少なくなってしまうからです。

    女性にとっては、何とも理不尽なお話です。
    この理不尽さを解消するのがホルモン補充療法(HRT)

    これからブログの中で、更年期とそれ以降の女性の健康や、HRTに関する話題を取り上げていきますね。
    参考にしてください。


    注意

    • HRT を行う際には、定期的に運動することをお勧めします。
    • HRT に用いる薬を入手するには、病院で医師に処方していただく必要があります。
    • 基礎疾患がある方などでは、HRTが行えない場合もあります。
    • HRT には注意すべき副作用があります。
    • HRT 実施にあたっては、婦人科を受診して、医師に相談してください。

    女性の人生は女性ホルモン次第

    自分の人生の最期について、それがいつ頃で、どんな状態になっているかについて、考えたことはありますか?
    「長生きできるかどうか、最後に健康か、寝たきりになっているかは、運命だから考えても仕方ない」と思ってはいませんか?

    もちろん、避けられない不幸な出来事がある可能性は否めません。
    でも、分かれ道を間違った方向に進むことが、「寝たきり」への第一歩になるのは、ほぼ、間違いありません。

    人生の分かれ道が訪れる年齢は、特に女性の場合、だいたい決まっています。

    今回は、
    • 分かれ道が訪れる年齢
    • 女性に等しく分かれ道が訪れる理由
    • それぞれの道の顛末
    についてお話しします。

    人生は長い。が、健康が保障された期間は長くない

    平均余命は年を取るほど長くなる

    平成27年(2015年)簡易生命表によると、
    男性の平均寿命は80.79年、女性の平均寿命は87.05年
    どちらも前年を上回っています。
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    平成27年の平均寿命というのは、平成27年に生まれた子供が平均あと何年生きられるかを、統計学的に求めた年数です。

    では、平成27年に50歳の女性はどうかというと、平均してあと38.13年生きられると考えられます。

    このように、年齢ごとに求めた残りの平均生存年数を平均余命と言います。


    平均余命から算出する寿命は、年齢が上がるごとに高くなります。

    50歳の女性は  50+38.13=88.13歳
    70歳の女性は  70+19.92=89.92歳
    となります。

    昭和22年(1947年)の女性の平均寿命は 53.96歳、昭和30年(1955年)でも 67.75歳でしたから、ずいぶん、長生きになったものですね。

    とはいっても、単純に喜んではいられません。

    社会インフラや医療の整備で致命的な感染症が少なくなったり、平和と経済発展によって、戦争や飢えや寒さで死ぬことがなくなったりしたことで、寿命は伸びました。
    でも、人間の身体そのものが90年寿命仕様になったわけではありません

    女性の健康が保障されているのは生殖できる間だけ

    多くの生物の雌は、生殖年齢を過ぎる、つまり、卵巣の機能が止まり生理が来なくなって妊娠できなくなると、ほぼ寿命となります。
    人間に近い動物をみても、生殖年齢をこえて生きる期間は、ニホンザルで5~10年、チンパンジーでも10~15年程度だそうです。

    私たちの遺伝子も、だいたい50歳+20年くらいで死ぬ生物として完成しているのでしょう。

    生物(生命)の本質(目的)は子孫を残すことです。
    残りの20年の人生は遺伝子が保障してくれていない、ともいえるでしょう。

    医療技術の進歩に伴う、薬や外科的処置による延命的な医療で90歳近くまで生きてはいるものの、日常生活に支障のない健康な状態を保ち続けられることは稀なようです。

    更年期以降、身体は見えないところで脆弱化が進行

    女性では、50歳を境に急激に骨密度が下がり始め、骨折率が高くなっていきます。
    また、血管が固くなり脆くなって詰まる動脈硬化(心疾患、脳卒中などの原因)も急に進行します。
    では、なぜ、男性と女性とでこんなに違いがあるのでしょうか?

    50歳前後が、多くの女性にとって生殖年齢が終わる時期だというのがポイントです。
    生殖年齢が終わる=卵巣の機能が止まる=女性ホルモンの分泌がなくなる
    女性は、若い間、ずっと女性ホルモンに守られているのです。
    女性ホルモンは万能薬です。
    生殖にかかわるだけでなく、血管、骨、免疫系、神経系・・・様々な機能を守ってくれます。

    この女性ホルモンが出なくなってくるのが更年期。
    「私は更年期症状がないから大丈夫!」という方もいらっしゃいますね。
    ところが、更年期症状は現れていなくても、体の中では上に書いたことが起きています。
    その証拠に、50歳代では元気でも、70歳、80歳となると、ほとんどの方は、更年期症状よりもっと重く致命的にもなる症状が現れます。


    骨粗鬆症をみても、男女の差は歴然

    グラフを見てください。
    膝の骨が骨粗鬆症になる割合が、60代から、男女でどんどん差が開いていきます。

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    膝以外の部位も骨粗鬆症になりますから、80歳のあなたが骨粗鬆症になっていない可能性が、果たしてどのくらい残されているでしょうか。

    もちろん、運動や食事に気を配ることで多少は改善されます。
    それでも、女性ホルモンの力には遠く及ばないのが現実です。

    ちなみに、男性でも、若いころから女性ホルモンは少量分泌されています。
    高齢になっても変わらず分泌され続けるので、女性に比べて骨折の割合が低くなっているのです。

    更年期を過ぎても元気でいるために

    「女性ホルモンを補う」ということを考える

    糖尿病でインスリンが出なくなった方は、迷わずインスリンの注射を打ちますね。
    インスリンもホルモンの一種。
    「なくなったら、一大事」ということは、糖尿病でない方でもご存じでしょう。

    女性ホルモンがなくなることも、インスリンがなくなるのと同じくらいの一大事なのですが、骨が折れたり、リウマチになったりと、致命的な症状が現れるまでに時間がかかるので、放置されてしまいがちです。

    ここで、提案があります。
    更年期を迎えたら、ホルモン補充療法(HRT:Hormone replacement therapy )で女性ホルモンを補ってはいかがでしょうか?

    HRTで最期まで自立して生きる

    HRTは、日本ではまだあまり一般的になっていませんが、海外では女性のサクセスフルエイジング実現のための方法としてかなり普及しています。

    50歳のあなたも、88.13歳まであと38.13年間を他人や子供に頼らずに生きたいと思いませんか?
    最期まで、おいしく食事をしたり、散歩を楽しんだりしたいと思いませんか?
    女性は、閉経を迎えるころ・・・50歳前後からHRTを行うことで、それが可能になります。

    「いきなりHRTと言われても 、何のことやら・・・」と思われる方も多いと思います。
    これからブログの中で、更年期とそれ以降の女性の健康や、HRTに関する話題を取り上げていきますね。
    参考にしてください。


    注意

    • HRT を行う際には、定期的に運動することをお勧めします。
    • HRT に用いる薬を入手するには、病院で医師に処方していただく必要があります。
    • 基礎疾患がある方などでは、HRTが行えない場合もあります。
    • HRT には注意すべき副作用があります。
    • HRT 実施にあたっては、婦人科を受診して、医師に相談してください。

    HRTに関する記事

    女性の人生は女性ホルモン次第
    更年期を過ぎても元気な秘訣
    精巧!女性ホルモン調節システム
    女性ホルモンはこうして作られる
    ホルモンの非常事態が更年期症状に!
    HRTは乳がんの原因になる??
    HRTで使われる薬剤~エストロゲン製剤