いきいき!エバーグリーンラブ: レシピ*低糖質クルミとアーモンドのキャラメリゼ

2016年12月19日月曜日

レシピ*低糖質クルミとアーモンドのキャラメリゼ

ナッツのおつまみ 写真
クルミとアーモンドのキャラメリゼがどうしても食べたくて、エリスリトールで作ってみました。

「キャラメリゼ」の「キャラメル」というのは、カラメル反応で茶色っぽくなることを意味しています。
カラメル反応とは、砂糖を加熱したときに茶色になる、あの反応です。


エリスリトールは砂糖とは性質が異なるため、カラメル反応は起こらないとされていますが、少量のメープルシロップを加えることで、シロップ中の砂糖がカラメル反応して、見た目も味も、それっぽくできました。

エリスリトールと砂糖の仕上がりの一番の違いは、エリスリトールは食べるとひんやりすることでしょうか。
砂糖よりさっぱりしているので、かえって、たくさん食べられてしまいます(笑)

【材料】
  • くるみ+アーモンド 合わせて500g
  • エリスリトール 100g(お好みで増量)
  • バター 10g
  • ラム酒 大さじ1
  • メープルシロップ大さじ1
  • 水   大さじ2

【作り方】
  1. 水、ラム酒を煮立て、よく混ぜながら、エリスリトール、メープルシロップとバターを加える。
  2. クルミとアーモンドを入れて、中火にして混ぜる。
  3. 水分が減ってきたら、バットに広げて冷ます。
  4. 少し冷めたところで、クルミとアーモンドをほぐす。

ナッツはビタミンEが豊富

アーモンドやクルミ、ゴマなどの植物の種子は他の食
材にみられないほど、たくさんのビタミンEを含んでいます。

ビタミンEといえば、抗酸化作用が有名ですね。
植物は、常に紫外線にさらされているので、自分自身で抗酸化作用を持つ物質をたくさん作って蓄えているのでしょう。

ビタミンEは油に溶けやすい性質を持っているので、細胞膜に入って、細胞膜の構成成分のEPAやDHAやアラキドン酸などの不飽和脂肪酸を酸化から守ってくれます。

シミや動脈硬化に効くと言われるのは、この抗酸化作用によります。
その他、更年期症状や自律神経失調症、関節痛、頭痛、腰痛などにも効果が認められています。

ビタミンEはサプリメントでも売られています。
でも、合成されたビタミンEは、抗酸化作用を持つために簡単に酸化されてしまうという性質を抑えるために安定化されている(ビタミンEがすでに酸化されている=抗酸化作用がなくなっている)商品が多いようです。
意味がないですね。

ビタミンは、偏って取るとかえって有害なこともあるので、バランスを考え、なるべく食品から取りたいものです。
ナッツ類は理想的なビタミン供給食品ですね。
いろいろな健康関連の疫学調査で、ナッツの消費量が多い人々が健康であるというデータが出ている理由が納得できます。

といって、砂糖をたっぷり使ったクルミのキャラメリゼを食べてしまったのでは、かえって身体に悪いかもしれません。
エリスリトールで、ちょっと食べすぎても安心なキャラメリゼを作ってみてはいかがですか?



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