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お鍋を使わないので、後片付けも楽チン。
朝、ちょっと多めにコーヒーを入れて、余った分で午後に豆乳シナモンラテを作ってみてはいかがですか?
【材料(2杯分)】
豆乳 300㏄
コーヒー 100㏄
シナモン 小さじ1
バター 小さじ1/4(細かくしておく)
【作り方】
1.材料を全部、バイタミックスに入れてよく混ぜる
2.泡立ったらカップに入れて、電子レンジ(牛乳あたため)でチン
糖質の量を計算しようとしたのですが、シナモンの糖質量がわかりませんでした。
糖質の量は
炭水化物の量-食物繊維の量=糖質の量
で計算します。
シナモンの炭水化物は、小さじ2(4g)中、3.2gとかなり多め。
食物繊維の量が探せませんでした。
シナモンは木の皮ですから、食物繊維が多いような気もしますが…
食物繊維の量が探せませんでした。
シナモンは木の皮ですから、食物繊維が多いような気もしますが…
シナモン(桂皮)について
漢方薬として使われる桂皮の作用
シナモンとは漢方薬で使われる桂皮のことです。桂皮の作用は、健胃、発汗、汗を止める作用、解熱、鎮痛、整腸、駆風(くふう)、収斂(しゅうれん)など。
駆風とは、腸管内にたまったガスを排出させることで、腹痛を和らげることを目的に使われます。
収斂は引き締めること。
「収斂化粧水」などよく聞きますね。
ここでいう収斂は美肌作用ではなく、腸の粘膜を引き締めて下痢を抑えることを意味しています。
桂皮は、多くの漢方薬に主要な成分として使われています。
桂皮は皮膚や、消化管など身体の表面(一筆書きした体の輪郭部分)に作用するようです。
この辺りはまた別の機会にお話ししますね。
![デンプンはグルコース(ブドウ糖)が連なった形をしています。 デンプンは、まず、口の中で唾液中の消化酵素のアミラーゼで分解されます。 このとき、デンプンはランダムにブツブツ切られて、グルコース(ブドウ糖)が連なった形になります。 この状態で胃を通過して十二指腸までたどり着くと、膵液の中の膵アミラーゼでさらに細かく切られます。 グルコース(ブドウ糖)2つが連なっているものはマルトース(麦芽糖)。 十二指腸を通過して小腸まで行くと、マルターゼが働いてグルコース(ブドウ糖)となります。 糖質は、こうやって1つの糖の形にならないと吸収されません。](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJA_WOsZlM591X171jabgaVBR2FbfawSVPm27gL9PkHx4N9z8Mr6lSBb6ydOxH__dvGxm_Hao2kSa2VOTRq2NTxxutMnSCkVfXcjnIhlo3rsizqsoslGF7WkseIRL2TOM9UvLGCfBioW4/s1600/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%B3%E6%B6%88%E5%8C%96.jpg)
三浦 理代 五明 紀春. 市販香辛料のα-アミラーゼ活性およびα-グルコシダーゼ活性に及ぼす影響. 日本食品科学工学会誌 1996; 43(2); 157-163.
α‐アミラーゼは、デンプンをブツブツ切断する酵素。
唾液中や膵臓から出てきます。
⇒消化についてはこちら
マルターゼもα‐アミラーゼと同じようにグルコースがつながっているものを切る酵素なのですが、こちらは、マルトース(麦芽糖)をグルコース(ブドウ糖)にするのが専門です。
デンプンやマルターゼなどのようにグルコースがつながった形のままでは、消化管から吸収することができません。
ですから、シナモンを食べればα‐アミラーゼやマルターゼの働きが弱められることになります。
お米やパンが、いくらか吸収されにくくなるということですね。
病院で出される糖尿病の薬の中にも、α‐グルコシダーゼを阻害する薬があります。
ただし、これらの薬を飲んでも糖が吸収されなくなるのではなく、吸収されるまでに時間がかかるようになるだけです。
桂皮は皮膚や、消化管など身体の表面(一筆書きした体の輪郭部分)に作用するようです。
この辺りはまた別の機会にお話ししますね。
![デンプンはグルコース(ブドウ糖)が連なった形をしています。 デンプンは、まず、口の中で唾液中の消化酵素のアミラーゼで分解されます。 このとき、デンプンはランダムにブツブツ切られて、グルコース(ブドウ糖)が連なった形になります。 この状態で胃を通過して十二指腸までたどり着くと、膵液の中の膵アミラーゼでさらに細かく切られます。 グルコース(ブドウ糖)2つが連なっているものはマルトース(麦芽糖)。 十二指腸を通過して小腸まで行くと、マルターゼが働いてグルコース(ブドウ糖)となります。 糖質は、こうやって1つの糖の形にならないと吸収されません。](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJA_WOsZlM591X171jabgaVBR2FbfawSVPm27gL9PkHx4N9z8Mr6lSBb6ydOxH__dvGxm_Hao2kSa2VOTRq2NTxxutMnSCkVfXcjnIhlo3rsizqsoslGF7WkseIRL2TOM9UvLGCfBioW4/s1600/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%B3%E6%B6%88%E5%8C%96.jpg)
糖類の消化酵素を阻害する作用
シナモンにはα‐アミラーゼや、マルターゼ(α‐グルコシダーゼとも呼ばれます)などの酵素を阻害する働きがあることが確認されています。三浦 理代 五明 紀春. 市販香辛料のα-アミラーゼ活性およびα-グルコシダーゼ活性に及ぼす影響. 日本食品科学工学会誌 1996; 43(2); 157-163.
α‐アミラーゼは、デンプンをブツブツ切断する酵素。
唾液中や膵臓から出てきます。
⇒消化についてはこちら
マルターゼもα‐アミラーゼと同じようにグルコースがつながっているものを切る酵素なのですが、こちらは、マルトース(麦芽糖)をグルコース(ブドウ糖)にするのが専門です。
デンプンやマルターゼなどのようにグルコースがつながった形のままでは、消化管から吸収することができません。
ですから、シナモンを食べればα‐アミラーゼやマルターゼの働きが弱められることになります。
お米やパンが、いくらか吸収されにくくなるということですね。
病院で出される糖尿病の薬の中にも、α‐グルコシダーゼを阻害する薬があります。
ただし、これらの薬を飲んでも糖が吸収されなくなるのではなく、吸収されるまでに時間がかかるようになるだけです。
- アカルボース(商品名:グルコバイ、アカルボースなど)
- ボグリボース(商品名:ベイスン、ボグリボース、グルベスなど)
- ミグリトール(商品名:セイブル)
シナモンが、これらの薬の代わりになるかというと、作用の強さが違うので、そう単純にはいきません。
糖尿病の薬を使っていない人が食べたときに、ちょっとグルコース(ブドウ糖)の吸収が遅くなるかな、という程度に考えてください。
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