いきいき!エバーグリーンラブ: HRTで起きられないほどの痛みが改善! ぱんぷきん さん

2020年3月2日月曜日

HRTで起きられないほどの痛みが改善! ぱんぷきん さん


ペンネーム ぱんぷきん さん
年齢 54
慶宮医院をはじめて受診した年齢 53
主訴 全身の関節の痛み、むくみ
HRTに使っている薬 エストラーナテープ、ユベラ

はじまりは左手の腱鞘炎からでした。
次第に右手も痛くなり、リウマチではないかと心配になって、リウマチ科のある病院を受診しました。
しかし、血液検査の値はリウマチではなく、MRIでもリウマチの所見は見られません。
「なんでしょうね?うちでは診られません。整形外科?婦人科?脳神経外科でしょうか・・・?」
たとえリウマチでも、原因がわかって治療が始められれば安心できる、と思っていただけに、がっかりでした。

その後も日増しに具合は悪くなり、手だけではなく、指は全部、肩も、肘も、膝も、足首も、足の裏まで痛みは広がりました。
特に朝がひどく、起き上がれないのでトイレに行けません。
間に合わないと嫌なので、紙おむつをして寝た日もありました。
脚もむくんでパンパンなので、靴も靴下もはけないし、そもそも痛くて着替えられません。
歯も磨けないし、水道の蛇口も回せないし、冷蔵庫もあけられません。
家事どころか、普通の生活が何一つ満足にできなくなってしまったのです。

折悪しく、主人の単身赴任が決まって一人暮らしをする必要に迫られており、やむを得ず家をリフォームしました。
手すりを付け、ドアは開けやすく・・・高齢者の住宅のようにしました。
親しい友人がすべて仕切って業者さんと相談して進めてくれたのですが、「こんなに良くしてもらっているのに、私は彼女に何もしてあげられない・・・」と思うと、涙が溢れてしまいました。

そうこうしているうちに、慶宮医院を探し当て、とにかく受診してみようと、東京の自宅から主人に車で連れてきてもらったのは、痛みが出てから3ヵ月ほど経った頃でした。
検査結果を見るなり、宮地先生は
「ああ、更年期に間違いありません。大丈夫、大丈夫、必ず治ります」と。
こんなに痛いのに更年期障害?しかも、治るって・・・
半信半疑で、その日からエストラーナテープを貼りはじめました。

すぐには効果は感じられなかったものの、2~3ヵ月経ってふと気づくと、朝のこわばりの時間が短くなっていました。
トイレにも行けるようになり、冷蔵庫も開けられるようになり・・・お正月にはおせちを作れて、家族で食卓を囲めるところまで回復したのです。
さらに半年以上経ち、痛みは残ってはいるものの、普通の生活が送れるようになって、休職していた職場への復帰も果たせました。

HRTを長く続けると乳がんになるといわれますが、あの痛みを抱えて廃人のように生活するくらいなら、乳がんになっても構わないと思っています。
宮地先生と同じ診断と治療が、いろいろな病院で受けられれば、私のように苦しむ女性は減るのでしょう。
大きな病院で正しく診断していただけないのが、残念です。
慶宮医院は家からかなり遠いのですが、これからもがんばって通います。




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