年齢 56歳
慶宮医院をはじめて受診した年齢 51歳
主訴 足の指のこわばり
HRTに使っている薬 エストラーナテープ、デュファストン
ご存じのない方もいるかもしれませんが、クラシックバレエを踊るにはかなりの筋力が必要です。
でなければ、つま先で立つことはできません。
私は若いころからずっとバレエを続けてきましたが、50歳を過ぎたころ、トウシューズの中の足の指にこれまで感じたことのない違和感を覚えたのが始まりでした。
おそらく、バレエをしていなければ気づかないような違和感です。
年のせいで筋力が落ちてきたのかな、と思いました。
それからしばらくして、朝起きた時に手の指がこわばって力が入らなくなりました。
足の指の具合も悪くなるばかりで、仕方なくバレエはやめました。
母がリウマチを患っていたので、私もリウマチになったかしらと思い、近所のリウマチ専門の整形外科を受診したのですが、検査の結果、「リウマチではないので何も治療することはない」と言われてしまいました。
そういわれても症状は続いているので、診ていただけそうな病院をネットで検索し、更年期の関節の治療をしているという慶宮医院を見つけたのです。
家からは1時間近くかかりますが、治療を受けられる可能性がある病院は、ほかに見あたりません。
慶宮医院でエストラーナテープ、デュファストン、ユベラ(ビタミンE)を処方され、使いはじめると、手足のこわばりはすぐに良くなりました。
バレエも復帰できました。
ただ、50歳を過ぎてこれだけ休んでしまうと、もとの筋力に戻るのに、2~3年はかかると覚悟しています。
HRTを続けていると骨密度が保たれると聞きます。
バレリーナはたくさんジャンプをするなどいつも骨に負荷をかけているので骨密度が高く、普通の人の2割増し、プロでは3割増しになるそうです。
私も今でも20歳の人と同じくらいの骨密度が保たれています。
ちょっとお休みすることになってしまったのは残念ですが、HRTで骨密度を保ちつつ、徐々に挽回して、年をとってもずっとバレエを楽しんでいきたいと思います。
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