いきいき!エバーグリーンラブ: HRTで原因不明の色んな不調が改善! うさ子さん

2020年1月26日日曜日

HRTで原因不明の色んな不調が改善! うさ子さん



ペンネーム うさ子
年齢 47
慶宮医院をはじめて受診した年齢 46
主訴 全身の関節の痛み
HRTに使っている薬 エストラーナテープ、デュファストン


はじめて症状を感じたのは42歳の頃、不妊治療のためにずっと続けていた女性ホルモン剤(ルトラール、プレマリン)を止めたときでした。
まず、尾骶骨が痛くなり、足指の第一関節が痛くなり・・・痛い関節がだんだん増えていきました。
6週間も痛みが続いたので、内科を受診したところ、リウマチ因子は陰性で抗体価が高く、全身性エリテマトーデス(SLEと診断されましたが、特に薬は処方されませんでした。

女性ホルモン剤を止めたのが原因ではないかと疑って、女性ホルモン剤を海外から個人輸入してところ、完治はしないまでも、少し楽になったので、レディースクリニックを受診しました。
ここでは線維筋痛症と診断され、ディビゲルとデュファストンが処方されたのですが、効き目がもう一つで、足首が腫れて痛くなり、メカニックハンド(機械工の手)と呼ばれる親指と人差し指の内側の手あれのような皮疹も出てきました。

歩くのも辛いので仕事も辞めざるを得ず、困って大学病院を受診したのですが、検査結果に異状はなく、「リウマチの治療をしましょう」といわれました。
リウマチ因子が陰性なのにリウマチの治療をするのは抵抗がありました。
そこで、インターネットで検索し、更年期障害と関節痛の両方を診ていただける慶宮医院にたどり着いたのです。
ここでだめだったら、観念してリウマチの治療をしようと思っていました。

初診の時、宮地先生にはこれまで診断されてきた数々の病名を伝えましたが、先生は一言、「あなたは更年期障害ですよ」と。
そして、エストラーナテープとデュファストンを使いはじめました。
エストラーナを貼りはじめると、驚いたことに全身の痛みがすっかりなくなったのです。
この時の血液検査のエストラジオール(E2)の値は300を超えていました。
残念ながら、同じようにエストラーナテープを使っていても、その後はだんだん血液検査のE2の値は低くなり、効き目も弱くなってしましました。
でも、E2 さえ十分に補えれば、痛みがなくなることがわかりました。
エストラーナテープを2枚(0.72mg0.36mg)にすると、多少、痛みは和らいで歩ける程度にはなりますが、一度味わった、まったく痛くない状態にはなりません。
今は、ルナベルULDを試しはじめたところです。

慶宮医院に通い始めて1年少々になります。
デュファストンを併用すると関節が痛くなる、休薬中にも痛みが強くなるなどの副作用が出て、まだ、復職は難しい状況ですが、宮地先生と根気よく、改善を目指して行きたいと思っています。
HRTを続けると乳がんになる確率が高くなるという話も耳にします。
運悪く、20年後に乳がんになるとしても、今の生活には代えられません。
一生、HRTはやめられないと思ってます。



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