むずむず脚症候群って聞いたことありますか?
じっとしていると、足がむずむずしてくるから「むずむず脚症候群」。むずむずといってもいろいろで、虫が這うような感じだとか、動かしたくなるような感じだとか人それぞれです。
私の場合は、立たずにはいられなくなります。
「虫がはうような感じ」はしません。
「虫がはう」のと「動かしたい」のとは、あまりにも違うので、個人的にはこの2つは別のタイプの病気じゃないかなぁと思っています。
さて・・・
私はこのむずむず脚症候群とつきあいはじめて、かれこれ40年になります。
はじめは中学に通っていたころ。
バスに乗っている20分が耐えられなくて、かといって、その日症状が出るかどうかは
座ってみないと分からない。
通学時間は貴重な睡眠時間だったので、できれば座りたい。
乗るのが始発のバス停だったので、ここから座らないで我慢することはしたくない。
で、いつも座って途中で後悔することを繰り返していました。
むずむず脚歴30年
母には相談しました。「私、バスで座ってると、足が立ちたくなるんだよね・・・そういう病気ってあるのかなあ」
「そうか、これは笑われるような症状なんだ」
そう自覚した私は、それ以来、誰にも相談せずに、通学、通勤で悩み続けたのです。
中学・高校は近かったけれど、1時間半以上かけて通った大学は遠かった。
ただ、大学に行くにはバスのあと、3本も電車を乗り継いだので、
座っている時間は長くても30分。
それに引き換え、就職してからは、バスの後50分電車に座り続けるので、これはなかなかハードでした。
ちょっとだけ、かかとを浮かしてみたり、荷物の位置をずらしてみたり。
立てばいいのに、と言われそうですが、通勤は、通学の時にも増して貴重な睡眠時間なんです。
ここでの50分の睡眠時間は、私の短い睡眠時間を補うためになくてはならないものでした。
寝ていればむずむずしないんじゃないかって?
ところが、むずむずしてくると、どんなに眠かった日でも眠れなくなるんです。
もちろん、夜寝ているときにも同じことが起こります。
そうなると仕方ないから、起きてストレッチをしたり、むやみに家の中を歩き回ったり。
ただ、寝ているときなのであまり起きたくはない。
しつこいようですが、睡眠時間は非常に短いので。
寝たまま自転車こぎをして治すことが多かったですね。
原因はいろいろ言われているようですが、治療法に決め手はありません。
薬もありますが、そこまでひどくもないか・・・・と。
仕事もPCに向かうことが多かったので、午後になるとこっそり片足ずつ正座?してごまかしました。
あと、厳しいのは、長時間新幹線や電車に乗ること。
だいたい、症状が出るのは午後なので、その時間帯には通路側の席を取るようにしていました。
本当は窓際が好きなんですが。
思いがけず、効果があった治療法は
苦労すること30年。思いがけないところから、この症状が治ってきのでご紹介します。
第1弾は漢方薬。
それも、ひどい肩こり+頭痛を治そうと飲み始めた漢方薬が効きました。
当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
四物湯(シモツトウ)
これで、夜目を覚ますことが少なくなりました。
残ったのは、帰りの電車の中。
時々夕方、仕事中に症状が出ることもありました。
そして、さらによくなったきっかけの第2弾、それが糖質制限だったんです。
完治はしないまでも、症状が感覚的に10分の1くらいになりました。
理由なんてわかりません。
そもそも、病気の理由がわからないのですから。
もし、同じ症状で悩んでいる方がいましたら、試してみるといいかもしれません。
その後、ちかし室長の研究の成果で、漢方と新しい対策をしたところほとんど完治しました。
詳しくはこちらをどうぞ
⇒解決!レストレスレッグス(むずむず脚)症候群
効果があったら、是非ご一報くださいませ。
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